セキュリティ対策ソフト7選

 2017.08.04 Secure Enterpriseポータル

近年、企業には総合的なセキュリティ対策が求められています。ウイルス対策やファイアウォールといった基本対策はもちろん、IDS/IPSやWAFといった、より高度なセキュリティ対策を講じてこそ、サイバー攻撃から重要情報を保護することができます。

というのも、サイバー攻撃は日々、多様化・巧妙化しています。標的型攻撃など特定のターゲットを決めて仕掛けてくるようなサイバー攻撃では、ウイルス対策やファイアウォールといった基本対策ではほぼ太刀打ちできません。

しかし、だからといって基本対策を疎かにしていいかと言えば、そうではありません。ウイルス対策が無ければ単純な攻撃がきっかけで、セキュリティ事件を起こしてしまうこともあります。そこで今回は、基本対策の一つでもあるウイルス対策のための、セキュリティ対策ソフト7選をご紹介します。

セキュリティ対策ソフト7選

AVG

AVGでは無料版のアンチウイルス、有料版のアンチウイルス、さらにインターネットセキュリティという3つのウイルス対策ソフトを提供しています。 

無料版アンチウイルスは無料で利用できるというメリットはありますが、機能はかなりシンプルです。ウイルススキャン、リンクスキャン、添付ファイルスキャンという3つの機能のみを提供しています。プライベートで使用する分にはいいかもしれませんが、ビジネスではサイバー攻撃リスクが高くなってしまうでしょう。 

ビジネスで使用するならば、やはり有料版アンチウイルスかインターネットセキュリティがおすすめです。特にインターネットセキュリティは有料版アンチウイルスの機能に加え、スパム対策やネットバンキング保護といった機能が追加されているので、ビジネスでも十分活用できます。

価格は有料版アンチウイルスが2,980円(税込)、インターネットセキュリティが3,980円(税込)とお手頃なのも特徴の一つでしょう。 

ESET

ESETは高いウイルス検出率と、動作の軽快さを合わせもつウイルス対策ソフトです。ウイルス対策ソフトといえば「動作が重くなる」というデメリットが付いて回りますが、ESETでは従来の動作にほとんどの影響を与えることなく、ウイルス対策を講じることができます。

ウイルス検出率も高いので、安心して利用できる製品の一つです。価格は1台/1年あたり4,104円がかかります。

Kaspersky

KasperskyはWindows、Mac、Linux PCのセキュリティを確保し、かつ多層防御の仕組みでウイルスの侵入を防ぎます。評価版をダウンロードすれば自社に合ったウイルス対策ソフトかどうかを評価できるのがポイントです。

加えて、Kasperskyでは企業規模やシステム環境に合わせてプランを選択することができるので、自社に合ったプランを選択することが大切です。 

McAfee

McAfeeはWindowsに標準装備されているウイルス対策ソフトとしても知られる製品です。ビジネス向けの製品では、高度なウイルス対策を施すエンドポイント・プロテクションや、端末が攻撃される前にウイルスを防御するエンドポイント・スリート・ディフェンスといったラインナップがあります。 

ソフトウェアの脆弱性(セキュリティ上の欠点)が発見されてから、更新プログラムが配信されるまでの間を狙った“ゼロデイ攻撃”にも対応しています。 

Norton

Nortonのビジネス向けウイルス対策ソフトはシンプルかつ、低コストで利用できる製品です。機能面はプライベート向けと同じように、端末の軽快な操作を約束しています。また、1ライセンス/47,850円(税抜)で最大10デバイスに導入でき、3年間利用できるのでかなり低コストに導入できるのも特徴です。

製品ラインナップも非常に豊富なので、自社に合った製品を見つけることができるでしょう。

Trend Micro

Trend Microのウイルス対策ソフトは従来技術とAI技術を組み合わせ、未知の脅威に対応できる製品です。近年ではランサムウェアをはじめとする未知の脅威が多く、すでに多数の企業が被害に遭っています。 

既知の脅威だけでなく、未知の脅威にも対応しなければならない企業におすすめです。

avast!

avast!は現在、ビジネス向け製品全20オフを提供しているので、最も低コストで導入できるウイルス対策ソフトでしょう。最もシンプルなウイルス対策ソフトならば2,784円で導入できるので、低コストさを追求する企業におすすめです。

ただし、高度なウイルス対策を導入するとなると、1ライセンスあたり1万5,000円以上かかるので、自社にとって最適なウイルス対策を見極めた上で検討しましょう。

正しいウイルス対策ソフトの選び方

今回ウイルス対策ソフト7製品を紹介しましたが、結局のところ自社にとって何が一番いいのかを考え、導入する製品を検討しなければなりません。そんためには、次のようなポイントを押さえることが重要です。 

  1. 1.現状のウイルス対策環境を整理する
  2. 2.何を重視するかを考える
  3. 3.必要のない機能を定義する
  4. 4.表面上の価格だけで判断しない

すでにウイルス対策ソフトを導入している企業は、現状の製品で十分対策が取れているかを整理します。もしも十分ではないと判断すれば、新たに導入する必要があるでしょう。そのために、過去のウイルス感染発生状況などを整理しましょう。

一口にウイルス対策といっても様々な製品があります。幅広い脅威に対応したいのか、ランサムウェアなど最新のウイルスを重点に対策したいのかよって、導入すべき製品が変わります。ウイルス対策ソフトにおいて何を重視するのかを考えましょう。

ウイルス対策ソフト導入時に「どんな機能が必要か」を定義する企業は多くとも、「必要な機能は何か」を定義する企業は少ないように思えます。それ故に、多機能に魅力を感じて、高価なウイルス対策ソフトを導入するケースがあります。しかし、必要のない機能があるほど、操作が複雑になってしまうため、必要な機能だけをシンプルに備えた製品が良いでしょう。 

ウイルス対策ソフトを導入する目的はセキュリティ事件を起こさないことです。そのため、低価格だからといって、良い製品というわけではありません。大切なのは、重要な社内情報を保護できるかどうかです。表面上の価格だけで判断しないよう心がけましょう。 

まとめ

サイバー攻撃の深刻さは今後も増していきます。情報セキュリティ技術とサイバー攻撃はまさにいたちごっこのような関係にあり、セキュリティは常に後手に回ってしまいます。だからこそ、基本対策から総合的なセキュリティ対策を講じて、様々な脅威に対応しなければなりません。まずは基本対策であるウイルス対策ソフトから、自社に合ったものを選びましょう。

また、エンドポイントの端末のみならず、ウェブアプリケーションやシステムに対いてもその脆弱性をターゲットに攻撃が日常的に行われています。

Webサイトのセキュリティ脆弱性対策について整理した簡易マニュアルがございますので、合わせて参考にしていただければ幸いです。